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ニュース・フラッシュ

2006年9月26日 シドニー 永井正博

豪州・ハワード首相、インドへのウラン資源輸出を“考慮中”

 John Howard首相は、Downer外相とVaile貿易相(9月29日退任)と意見を異にして、豪州のウラン資源をインドに売ることを「考慮中」と述べた。
 インドは、核拡散防止条約(NPT)を批准していないが、Howard首相は、もしインドがウラン平和利用を条件とした二国間協定(セーフガード協定)を締結できるのなら、中国に売ってインドに売らないのは矛盾するということはわかるであろうと述べた。
 一方、Downer外相は、インドにウラン資源を売ることはNPTに風穴を開けるもので、NPTを批准していないイスラエルとパキスタンに輸出しようという主張を抑えることができなくなると警告している。
 アメリカ上院は、インドとの原子力協力取決めを認めるかどうか決定する。それは、インド政府が、民間利用原子力プログラムの国際的査察を受け入れるなら、原子力技術を共有することを認めようというものである。
 インドは、これが豪州政府の政策変更に拍車をかけることを期待している。

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