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ニュース・フラッシュ

2006年10月2日 シドニー 久保田博志

PNG・オーストラリア首相のKokoda地域の鉱山開発に関する発言への反応

 オーストラリアのHoward首相は、Frontier Resources Ltd.(旧TasGold Ltd.、本社ゴールドコースト、以下Frontier社)によるPNGのKokoda Track地域周辺における大規模な金鉱山開発は許可されるべきでないとの意見を述べた。
 Kokoda Track地域にはKudu斑岩銅・金・モリブデン鉱床(507,000 tonnes Copper equivalent in 108 Mt grading 0.33% copper + 0.42 g/t gold + 60ppm Mo)の存在が確認されており、Frontier社は開発に向けて探鉱実施しているが、同地域は第二次世界大戦時にオーストラリア兵600名以上が戦死した歴史的な地域であることから鉱山開発は好ましくないとのHoward首相となった。
 Howard首相のこの発言に対して、Frontier社は、10月3日、同社は、「Kokoda Track地域での採掘は行っていないし、同地域での鉱山開発計画もないと」の声明を発表している。
 一方、Kokoda Track地域の土地所有者らは、「オーストラリア人は私有地である同地域を歩きまわっている。Howard首相が地域の問題に干渉する権利はない。」などと反発している。

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