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ニュース・フラッシュ

2006年10月5日 シドニー 久保田博志

豪州・Beaconsfield社、鉱山再開の遅れにMacquarie銀行とAllstate社を非難

 Beaconsfield Gold NL社(本社メルボルン、以下Beaconsfield Gold社)は、4月の事故以来操業を停止しているBeaconsfield金鉱山(タスマニア州)再開の遅れに関して、Macquarie銀行とAllstate Explorations NL社(本社シドニー、以下Allstate社)の支援の遅れを非難した。
 Beaconsfield Gold社のClark会長は、「Macquarie銀行が4月の事故後に約束した鉱山労働者に対する47百万A$の信託基金が、5か月たった今もまだ設立されていないことに失望した。」「信託基金なしでは、Allstate社への再融資も事業統合も不可能」と、Macquarie銀行を非難。
 一方、Macquarie銀行は、「信託基金設立の遅れは、信託金の管財人の選定に手間取っているため」と説明している。しかし、Beaconsfield Gold社とAllstate社が鉱山経営の主導権争いを行っているため信託金の管財人のなり手がいないのが現状。
 Allstate社は、信託基金の遅れとオペレータ争いが鉱山再開の遅れの原因とするBeaconsfield Gold社の指摘を否定し、「鉱山再開のための資金は十分にある」と主張しているが、Macquarie銀行は約束した鉱山労働者への信託基金は確約するとしている。

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