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ニュース・フラッシュ

2006年10月10日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア・Buyat湾刑事訴訟、検察が論告求刑を2週間延期

 PT Newmont Minahasa Raya(PTNMR)は9月22日、北スラウェシ州Buyat湾汚染をめぐるPTNMR及び同社長Richard Ness氏に対する刑事訴訟で、検察側が同日(22日)に予定されていた論告求刑公判を2週間延期したことを明らかにした。次回公判は10月6日に開催される予定。
 Richard Ness社長は、検察の公判延期の理由について、Buyat湾の水質はインドネシア及び国際的な環境基準を満足しており、すべての証拠がBuyat湾の汚染を否定している現状において、検察は論告求刑草案が作成できず困難に直面しているためと述べている。
 地方紙によれば、担当検事は公判の延期理由を「環境管理法違反による刑事訴追のため、細心の注意が必要であり時間を要する」と述べている。
 検察は、2年前、PTNMRがBuyat湾を汚染したとして会社幹部6名を逮捕拘束し、5名を禁錮1か月に処するなど異例の刑事事件に発展したもので、国とPTNMRが全面的に争っている。Richard Ness社長はこれまで42回の公判に出廷している。

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