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ニュース・フラッシュ

2006年10月13日 ロンドン 高橋健一

南アフリカ・鉱業ロイヤルティ修正法案公表、当初案からロイヤルティ率が軽減

 各社報道によれば、10月11日、南アフリカ財務省が鉱業ロイヤルティ修正法案の内容を公表したと報じた。報道内容によれば、今回公表された修正案における各ロイヤルティ率の主なものは、以下のとおりで、収入に対し課される内容となっている。
・金、銀:精製品1.5%、非精製品3.0%
・白金族金属:精製品3.0%、非精製品6.0%
・クロム、マンガン、バナジウム、鉄、コバルト、ニッケル、鉛、亜鉛、錫等:精製品2.0%、非精製品4.0%
・石油・天然ガス:水深500m以深1.5%、水深500m以浅3.0%
・ダイヤモンド(未研磨):5%
・ウラン:酸化ウラン1.5%、精鉱3.0%
 本法案は、2003年に当初案が公表された後、鉱業界他関係者からの猛反発により3年間にわたる論議が巻き起こっていたが、ここに至って、ようやく修正されることとなった。当初案では、金(精製品)3.0%、白金族金属(精製品)4.0%であったが、修正案では、軽減された内容となっているが、もう一つの論点であった課税ベースについて、業界は利益課税を主張していたが、この点においては当初案どおり収入課税のままとなっている。
 今回の修正法案に対する業界等の見解は、企業の収益性に影響するなど多少の問題はあるものの、今回の減率については評価しており、概ね肯定的であると報道されている。

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