閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年10月24日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア・Gresik銅製錬所の生産中断

 三菱マテリアル社は10月17日、Gresik銅製錬所(生産能力27万5,000t/年)におけるPT. Gresik Gases Indonesia(以下「PTGGI社」)の酸素製造設備が故障し、酸素の供給が停止したことから同製錬所の操業を中断すると明らかにした。生産再開は12月半ばの予定。この生産休止に伴い銅の生産は5万2,000t減産する見込み。
 三菱マテリアルはGresik製錬所を経営するPT Smelting社に60.5%出資して実質経営権を保有しているが、この休止に伴いPT Smelting社の2006年の収益は50億円(約4,200万US$)減少する見込みである。PT Smelting社には三菱マテリアルの他に、三菱商事が9.5%、日鉱金属が5.0%出資、米Freeport McMoRan社が25%出資している。
 業界関係筋は、同製錬所の生産休止によって、銅精鉱スポット市場への供給が小幅増加するが、需給緩和を解決できるほどではないと見ている。この休止期間中に銅精鉱15万t程度がスポット市場に流入すると推測されている。

ページトップへ