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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2006年10月24日 ジャカルタ 池田 肇

PT Aneka Tambang(Antam)社、第3四半期決算、ニッケル生産増加

 インドネシア国営鉱山会社PT Aneka Tambang(Antam)社は10月20日、第3四半期のフェロニッケル生産は3,064tで前年同期2.4倍の大幅増産と明らかにした。同社は最新のFeNi Ⅲ製錬所を緊急補修で休止させたが、他の2基の製錬所が増産した結果、大幅な増産となった。
 FeNi Ⅲ製錬所は7月に商業生産を開始した直後に、同製錬所を建設したエンジニアリングメーカーがMetal Tap Holeから漏出する不具合を見つけ緊急に生産を休止していた。このため、同製錬所の当期生産は80tに留まった。FeNi Ⅲ製錬所は11月半ばから生産を再開する予定である。ただし、同社の2006年ニッケル生産は1万3,000~1万5,000tの見込みで、当初の生産目標だった2万tを下回る見込みである。
 また、今期のSaprolite鉱石の生産は前年比27%増産の82万8,894wmt、Limonite鉱石は同微増の23万9,252wmt、金はPongkor金鉱山の増強にともない874キロと推定され、前年の757キロに比べ15.5%増産する見込みである。
 同社はRiau島Bintanで中国アルミとの合弁事業でアルミ工場建設計画を進めており、現在、事業化のバンカブル・フィージビリティ・スタディ(BFS)を行なっている。BFSは2007年初めまでに完了させる予定である。

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