閉じる

ニュース・フラッシュ

2006年10月26日 リマ 西川信康

ペルー・Cerro Corona開発プロジェクトの争議に左翼政党が関与の疑い

 Gold Fields社(南ア)は10月20日から続く労働者による道路封鎖を理由に、Cerro Coronaプロジェクト(Cajamarca県)の開発工事の一時中止を発表したが、今回の抗議運動の背後にはCajamarca州地方選挙候補者が関与しているとの認識を示した。
 Gold Fields社のホルヘ・レオン広報部長によれば、道路封鎖を強行した労働者側のリーダーはCajamarca地方議会へ立候補しているほか、その兄はHuaygaloc市長候補でもあり、両者とも左派民族主義を掲げるUPP党(ペルー統一党)のCajamarca州知事候補エンリケ・アルバ氏のサポートを受けていると指摘した。
 労働者側はGold Fieldsに対してCerro Coronaにおける雇用の拡大を要求し、活動中止に追い込まれた同鉱山は関係機関と政府の仲介を求めている。
 本プロジェクトには既に5億$が投資され、今回の道路封鎖で1,200人の鉱山労働者に影響が及んだとされる。また鉱山側は当初330名分の雇用を地元に対して約束していたが、実際には768名の地元出身者を雇用していると主張している。
 同プロジェクトは、2007年9月の生産開始を目指しており、開発投資額277百万$、生産量は銅50千t/年、金8.7t/年、マインライフは15年。

ページトップへ