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ニュース・フラッシュ

2006年10月30日 メキシコ 小島和浩

メキシコ・サン・マルティン鉱山、グルポ・メヒコ社が閉鎖を再申請

 10月23日付け地元一般紙等は、ミネラ・メヒコ(MM)社(グルポ・メヒコ社のメキシコ鉱山部門子会社)がサカテカス州サン・マルティン亜鉛・銅鉱山の閉鎖を労働省に申請した旨、報じた。MM社は閉鎖申請の理由として、労使紛争が依然未解決なこと、及び経済的操業が困難なことを挙げている。
 サン・マルティン鉱山役員リゴベルト・レアル・バエナ(Rigoberto Real Baena)氏は、「労働者が妥結不可能な要求を続けているため、今回の申請に至った。政府の認可が得られ次第、鉱山を閉鎖する」との談話を発表しているが、閉鎖時期の見通しについては明らかにしていない。また、同氏によると、鉱量枯渇による経済性の喪失も閉鎖の要因であり、現在の鉱石生産量は2,500t/日で平常時の約50%減とのことである。
 同鉱山は、公金横領疑惑により政府に訴追・罷免されたメキシコ全国鉱夫冶金組合(STMMRM)ナポレオン・ゴメス(Napoleon Gomez Urrutia)前委員長を支持する組合員による違法ストライキによって、2006年2月末から操業停止を強いられた。その後MM社は5月12日に同鉱山の閉鎖を発表したが、サカテカス州政府及び労働省等の仲裁を受けてこれを撤回、5月16日から操業を再開していた。

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