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ニュース・フラッシュ

2006年10月31日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・CODELCO Norte事業所の労働組合、労働協約改訂交渉の前倒し実施を拒否

 10月24~27日付け地元各紙は、CODELCOがCODELCO Norte事業所の労働組合に労働協約の改訂交渉を前倒しして実施するよう申し入れたが、10月25日、組合側はこれを拒否したと報道している。
 今回、労働協約の改訂時期を迎えるのはCODELCO Norte事業所のChuquicamata第1、第2、第3、第5組合及びAntofagastaの第1、第2組合で、組合員総数が6,000名を超える同社最大の組合連合である。労働法の規定通りに改定交渉を行う場合は、11月17日に組合が会社側に要望書を提出し、会社側の回答書を待って、12月初めに交渉を開始することになっている。
 CODELCOの経営陣は、ストライキの発生を回避するため法定期間より余裕のある交渉を行いたいとして、組合側に交渉の前倒し実施を提案していた。会社側は、組合幹部に非公式に一時金7,000,000ペソの支給と5%以下のベースアップを提案していたと云われている。
 CODELCO Norteの労働組合は、10月25日に組合員総会を開き、組合執行部が会社側の提案を説明し提案を受け入れるよう説得したが、決議採択の結果、前倒し交渉の実施は否決された。組合が前倒し交渉を拒否したとのニュースはチリ国内に大きなインパクトを与えており、地元各紙はCODELCO Norteの労働協約改訂交渉が難航することを予想している。

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