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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2006年11月6日 バンクーバー 宮武修一

マダガスカル・Ambatobyニッケルプロジェクトに韓国コンソーシアム参入

 カナダDynatec社は、10月30日、住友商事と共に開発を手がけるマダガスカルのAmbatoby酸化ニッケルプロジェクトについて、韓国コンソーシアムが8億5,200万US$を出資して参入、プロジェクト権益の27.5%を得たことを報じた。韓国コンソーシアムの代表は韓国の国営企業である韓国資源公社(Korea Resources Corporation:KORES)、Daewoo International社、Keangnum Enterprises社およびSTX社が参加する。これに伴い韓国コンソーシアムは生産開始後15年にわたり生産物の50%の引き取る権利を得る。韓国の参加に伴い、プロジェクトの権益比率はDynatec社40%、住友商事は2.5%増加して27.5%に変化。また在モントリオールで、鉱山の設計施工を担うSNC-Lavalin社も開発資金の負担と引き替えに5%の権益を得ることに合意した。
 またDynatec社は同日、韓国輸出入銀行から6億5,000万US$のプロジェクトファイナンスを取り付けたことを発表した。このほかにも関係各国の融資機関とプロジェクトファイナンスについて現在協議が行われている模様で、2007年初頭までに開発に必要な資金の50~60%をプロジェクトファイナンスにより調達したい考えであることを明らかにした。
 Ambatobyニッケルプロジェクトは世界最大のニッケル資源の一つ。開発に要する初期資本投資額は25億C$で、2010年から22年にわたり、年間ニッケル60,000t、コバルト5,600tの生産を見込む。Dynatec社は2007年末には建設に着手したいとしている。

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