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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年11月6日 バンクーバー 宮武修一

米国・アラスカ州・Fishプロジェクト、Kamishakプロジェクトで、Full Metal Resources社が、塊状硫化物鉱床、斑岩型銅鉱床に着鉱

 アラスカ州の探鉱に特化する在バンクーバーの探鉱企業Full Metal Resources社は、11月2日、州東部のFish鉱区で実施した試錐により塊状硫化物鉱床に着鉱したと報じた。9月下旬にはFish鉱区から約6km離れたLWM鉱区で着鉱のニュースを報じたばかり。代表的な試錐の分析品位は、Fish06-01孔の掘進深度7mから18m間(分析幅11m)、銀205g/t、亜鉛:4.2%、Fish06-02孔の掘進深度6.4mから11.7m間(幅12.8m)、銀181.3g/t、亜鉛:4.0%など。現地の地表には走向延長1,500mの規模でゴッサンが分布しており、これは傾斜方向に250m程度連続するという。一部は風化の著しい塊状硫化物鉱床に相当している模様。Fish鉱区のオーナーは先住民企業Doyon社で、Full Metal社は100%の権益を獲得できるオプション探鉱契約に基づき探鉱に当たっている。
 またFull Metal社は、この前日には、アラスカ南西部、Kamishakプロジェクトにおける斑岩型銅鉱床の着鉱を発表した。代表的な分析品位としては、KAS06-04孔の掘進深度7.5mから58.5m間(分析幅51m)の、銅0.48%、金0.46g/tなど。KamishakプロジェクトはPebbleプロジェクトの約80km南に位置し、ジュラ紀石英閃緑岩体に伴う角礫パイプと周囲の磁気異常帯を探鉱対象としている。角礫パイプは径75m~150m程度。過去に探鉱実績があり幅75m、品位、銅0.3%、金1g/t程度の鉱化が知られている。今回の探鉱成果はこの範囲にあり、それに対して磁気異常帯の広がりは、径2,500~3,300mの幅があるとされ、探鉱余地が広い。Kamishakプロジェクトの鉱業権はFull Metal社、現在これにAndover Venturesが参入中で、Andover社は4年間に200万US$を投じることにより60%の権益を獲得する。探鉱オペレータはFull Metal社が務める。

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