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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル レアメタル 鉄鉱石 ニッケル
2006年11月6日 北京 土屋春明

フィリピン・Nonocニッケルプロジェクト、中国・上海宝鉄鋼公司と金川集団公司が開発契約締結

 安泰科によれば、広西省チワン自治区南寧市で10月31日から11月3日まで開催されていた中国-ASEAN投資サミットに出席していたフィリピンのアロヨ大統領は、上海宝鉄鋼公司と金川集団公司が、フィリピン政府とNonocニッケル鉱床開発の協定を締結したと語った。プロジェクトの投資額は10億US$でフィリピンでの中国企業の最大の投資額となる。
 中国の2企業はここ数年Nonocニッケル鉱床開発に関心を持っていた。2004年12月にフィリピン政府は、鉱業法を改正し外国企業がフィリピンで鉱物資源を開発する場合に100%の鉱業権を持つことを認めた。この様な投資環境の改善により、上海宝鉄鋼公司と金川集団公司は本プロジェクトの準備作業をスピードアップし、F/S終了後、フィリピンでのニッケル鉱床開発を共同で行うことを決定した。
 中国のニッケル地金の約90%を生産する金川集団公司は、現在100,000t/年の生産能力を150,000t/年に拡張する計画を持っている。中国国内のニッケル資源に限界があることから、同公司にとって海外のニッケル資源の開発は非常に重要となっている。中国の鉄鋼生産のリーディングカンパニーである上海宝鉄鋼公司も現在ステンレス鋼の生産能力を拡張している。金川集団公司は、Nonocニッケル鉱床が開発されれば、価格面で優遇して、上海宝鉄鋼公司にニッケル地金を供給することを約束している。

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