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ニュース・フラッシュ

2006年11月7日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・労働協約の改訂交渉でCODELCO Norteの労働組合連合が分裂

 地元各紙の報道によると、労働協約の改訂交渉でCODELCO Norteの労働組合連合が分裂した行動を取り始めている。
 CODELCO Norteの労働協約改訂に当り、CODELCOは労働組合連合(Chuquicamata第1、第2、第3、第5労働組合、及びAntofagastaの第1、第2労働組合)に交渉を前倒しして実施したい旨の申し入れを行っていたが、10月25日、組合連合側はこの申し入れを拒否していた。
 しかし、10月28日に突然Antofagastaの第1及び第2労働組合が、労働協約改訂交渉の前倒しを受け入れる旨会社側に通告、10月30日にはChuquicamataの第5労働組合が同じく前倒し交渉を受け入れると会社側に回答した。これら3組合を合わせても組合員数は約300名と、組合連合全体(6,000名以上)の5%にしか過ぎないが、こうした動きに反応し、組合連合の主体となっているChuquicamataの第1、第2、第3組合の組合員が、組合幹部にもう一度決議の取り直しを行うよう要求する動きが出始めている。第1組合(組合員数2,680名)は11月6日に組合員総会を開催し、前倒し交渉に応じるか否かの決議を採択し直すことになっており、第2組合(同1,644名)も決議のやり直りを検討している。
 なお、CODELCOの経営者筋は、「組合連合が分裂するのは会社側にとっても好ましくない。各組合と個別に話し合いを行わなければならなくなり、交渉が非常に複雑になる。」と発言している。

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