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ニュース・フラッシュ

2006年11月7日 バンクーバー 武富義和

カナダ・Cigar Lake鉱山での出水事故を発端として、ウラン価格、前例のない高値

 地元紙等によると、カナダ・Cameco社、仏・Areva社、日本の出光興産、東京電力が出資するCigar Lake鉱山の出水事故により、ウランのスポット価格は1週間に7%上昇(56$/lb→60$/lb)という前例のない価格高騰となった。アナリスト筋は、Cigar Lake鉱山での事故の影響は完全には反映されておらず、更なる上昇を示唆している。
 この理由として、(1) 特に2008~2010年時点でのウラン需給の逼迫化、(2) Cigar Lake鉱山は当初、18百万lbs/年のウランを生産することとしていたが、生産量の見直しのみならず生産開始時期についても2008年初から2009年もしくはそれ以降にずれ込むのではないかとの憶測があることが挙げられる。
 なお、Cameco社は、現在、事故のコスト、生産開始時期、埋蔵量等に与える影響について検討中であるとしている。
 ウラン価格は、原子力需要増大、需給ギャップにより、過去5か年で6倍に跳ね上がっいる。また、Cameco社のトラブルをよそに、sxr Uranium One社、Energy Mines社他のウラン生産会社の株価は大幅に値上がりしている。

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