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ニュース・フラッシュ

2006年11月11日 リマ 西川信康

ペルー・鉱山労働者連合、近く全国規模の鉱山ストライキを計画

 業界紙等によると、ペルー鉱山労働者連合のルイス・カスティージョ会長は、鉱山労働者への配当金カット反対とアラン・ガルシア大統領に対する公約実現を求める全国規模のストライキを計画していることを明らかにした。
 同会長によれば、ペルー南部にあるSouthern Peru、Cerro Verde、Tintayaの鉱山労働者組合はストライキの実行を既に決定済みであるとし、今後は北部に位置する鉱山労働者の参加を呼びかけているとしたほか、11月22日・23日にリマで全労働者組合の指導者らが総会を開き、全国規模のストライキ開始の期日を決定するという。
 鉱山労働者側の具体的な要求とは、現在、議会で審議中の、派遣労働者の待遇改善を図る代わりに、正規労働者への配当金の上限設定或いはカットの可能性が盛り込まれている法案の却下を求めるものであるとしている。同会長は「我々の抱える問題は、鉱山会社ではなく政府との間に存在するものだ。我々は、政府に対して受身の姿勢ばかりでないことを示す必要がある。」と主張している。
 本ストライキが実行されれば、ペルーの鉱業へのダメージは計り知れなく、ペルー政府は、また一つ大きな試練に立ち向かうことになる。

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