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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年11月15日 リマ 西川信康

ボリビア・新鉱山冶金大臣、鉱業振興には外資導入が不可欠であると強調

 ボリビアでは、反米・国家主義を掲げるモラレス政権の誕生により、石油・天然ガス分野の国家管理を強化する動きが他の鉱業へ波及するのではないかとの懸念が広がっているが、この問題について、JOGMECリマ事務所が10月に就任したばかりのダレンセ新鉱山冶金大臣に直接聴取したところ、同大臣は、ボリビア鉱業の発展には外資による鉱山開発とボリビア鉱山公社(COMIBOL)の再建が不可欠であり、日本に対し探鉱投資を期待したい旨表明した。以下はその発言内容。
・停滞しているボリビア鉱業を振興して、雇用を拡大し、貧困問題を解決することが最終目標である。
・ボリビアには、現段階で鉱業を再興できる十分な能力のある企業は存在しない。従って、我々は、その目標達成のために、外国からの投資や支援を一層拡大させていく必要がある。
・しかしながら、過去のような外国企業だけが独占的に利益を得る構造は変えなければならない。現在、策定中の新鉱業法では、国家や地域住民の権利をしっかりと明記し、鉱業から得られる利益を、国、地域住民、企業の3者が公平に分配されることを目指すものである。
・また、外国企業との契約では、透明性と安定的な法的保障を担保するために、国会の承認を得るなどの手続きを行う。
・ボリビア鉱山公社(COMIBOL)の再建も鉱業改革の大きな柱であり、これにも、外国企業の投資が不可欠。COMIBOLとのJ/Vは50対50を基本に個別に交渉する。
・ボリビアでは、組織的な探鉱が行われてこなかったというのが最大の問題。日本の探鉱投資や技術支援を期待したい。

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