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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年11月21日 バンクーバー 武富義和

カナダは中国からの鉱山投資のための資金を求める

 地元紙等によると、毎年開催される北京での国際鉱業大会において、カナダ企業は中国からの資金を求め、展示場の前を通り過ぎる者に対して、誰にでも詳細な地質図、データシートを配布している。銅、亜鉛、金鉱床を記載したこれらの正確な地図類は、多数の中国鉱業関係者に素早く持ち去られている。
 この状況は、オタワの新保守政権が中国に対して、門戸を開いた明確な合図と受け取れる。これは、2004年、カナダ政府が中国Minmetals社によるNoranda社買収を政治的に排除したにもかかわらずであり、今では忘れ去られたかのようである。
 Lunn天然資源大臣は、この国際鉱業大会の場で、中国の鉱業関係者に対し、強い口調でカナダでの中国の投資を促進したいと述べた。また、カナダ企業とのパートナーシップは中国の経済発展に必要な金属鉱物資源の供給を約束するとも述べた。また、大臣はインタビューに答え、投資を呼び込むために多くの会合を設定し、ポジティブな議論をしていると述べている。しかし、パートナーシップに中国による将来のカナダ企業の買収を含むかについての説明は拒んだ。
 今回の訪中には、BC州、サスカチュワン州の担当大臣も同行している。サスカチュワン州のEric Cline工業資源大臣は、この鉱業大会において、「同州には中国が必要とする資源があり、貿易の管轄範囲である。また中国とは既に緊密な関係にあり、これからも深めていきたい。」とのスピーチを行う予定である。

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