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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2006年11月27日 バンクーバー 武富義和

ニューカレドニア・Goroニッケルプロジェクト、開山は2008年末まで延期、また投資額も30億$へと増加

 CVRDの社長Roger Agnelli氏は、ニューカレドニアのGoroプロジェクトは、2008年末まで延期し、投資額も21.5億$から30億$に増加すると発表した。また、プロジェクトは既に遅延しているので、早急に詳細な環境対策等を行うとともに、新しいコスト試算を2007年の1月には出さねばならないとしている。具体的な理由は明確にしていないが、原住民であるカナカ人の抵抗が影響している模様。
 本年、Goroプロジェクトは、労働者のストライキ、破壊活動が頻発し、パリの裁判所から、Goroプロジェクトの廃さい施設の設置を計画しているKue Quest地区での工事差し止めの判決を受理したばかりである。同裁判所は、全ての許認可を受けるまでは、Goroプロジェクトを凍結せねばならないと裁定した。この裁定後、CVRD社は、48時間以内に同地区での工事を中止する、さもなくば3万€/日を支払う義務を負うことになる。
 この裁定が、LMEのニッケル価格上昇を助長する結果となっている。CVRD社はこの裁定に関し、今後の対応を検討中としている。
 ニューカレドニアの原住民は、当該プロジェクトは環境問題を引き起こすとし、旧Incoに対して撤退を求めている。

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