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ニュース・フラッシュ

2006年11月27日 バンクーバー 武富義和

カナダ・Cigar Lakeプロジェクトの復旧状況

 10月23日に出水したCigar Lakeプロジェクトの復旧状況について、Cameco社は、海外の専門家の支援を受け、代替案も含めた総合的な復旧方法を検討している。投資額、スケジュールについても再考されており、2007年2月までには明らかになることを期待。
 上席副社長兼COOのTerry Rogers氏は、Cigar Lakeプロジェクトの復旧作業は順調であり、この優良プロジェクトの回復に向け、多くの人材を投入していると述べている。
 Cameco社は、段階的な復旧を検討している。まず、フェーズ1には、石油掘削リグで地表を掘削し、出水箇所にセメント等の薬剤注入することを含んでいる。これは、11月2日にカナダの原子力安全委員会の承認を受けており、その後、他の権益者の了解も得ている。現在掘削中であり、現行計画では少なくとも60日かかると考えている。
 フェーズ1では、まず、出水事故を起こした465mレベルのアクセス坑道まで掘削し、落盤、出水箇所から下流部分のプラグを形成するために掘削孔にコンクリートを流し込む。その後、プラグが固まってからセメントを岩盤の亀裂に高圧注入し、グラウチングを行う。
 11月9日から40~50名の掘削要員が配備され、作業は3方/日で休みなく行われている。
 詳細計画は作成中であるが、第2フェーズには、坑内からの排水作業、プラグの健全性と坑内作業の検証、排水ポンプ、排気システムの再設置、遮蔽扉の修理と評価が含まれる。
 更に第3フェーズには、出水した区域の地面の冷凍、その他の区域の鉱山設備の再設置、鉱山開発の再開を含む。
 法令上の承認は、各復旧計画毎に求められるが、上記の復旧計画は、Cigar Lakeプロジェクトで既に承認を受けている環境評価の範囲内になるものと考えている。Cameco社は、カナダ原子力安全委員会と緊密な連携の下、作業を行っている。
 廃水処理池、電気設備を含む陸上施設を作るために、現在、250名が現場で作業をしている。

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