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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2006年12月12日 バンクーバー 宮武修一  2006. 12. 12 バンクーバー 武富義和  2006. 12. 7 シドニー 久保田博志

Teck Cominco社、海洋非鉄資源開発Nautilus社に資本参加

Teck Cominco社は、12月7日、PNG周辺海域の金・銀・銅・亜鉛資源開発を手がける在バンクーバーのNautilus Minerals社に対し2,500万US$を出資し、同社株式760万株を取得、9.2%の株主となることを発表した。これによりNautilus社の株主構成は、Epion Holding社(ロシア)「19.9%、Anglo American社10.1%、Barrick Gold社5.8%などとなる。 Teck Cominco社は株式取得に併せNautilus社のR&D資金として別途1,200万US$の資金供出にも合意した。またTeck Cominco社は権益比率を保持するための追加出資権を有するほか、2008年6月まで有効なワラント300万株分を保有する。ワラントによる買い上げ価格は5US$/株で、1,500万US$以上の資金負担を行うことにより行使可能である。Teck Cominco社は更に2006年10月20日以後、PNGのソロモン海、ビスマルク海、フィジー、トンガの各海域から抽出された任意の新プロジェクトについて参入する権利を有しており、各プロジェクトについて2年以内に2,500万US$を支出することにより、当該プロジェクトの40%の権益を得ることができる。 約1か月前の10月30日にはAnglo American社によるNautilus社への出資が発表されたばかり。Teck Cominco社の契約は先のAnglo社の契約とおおむね類似するが、Teck Comincoの株式取得単価はAngloに比較して10%高いこと、Anglo社はいかなる海域であれ10月20日以後の新プロジェクトであればJVの申し出を受けるということ、ワラント行使による株式買い上げ価格が3US$/株であることなどに差がある。 海洋開発への相次ぐ非鉄大手の参入がいずれも自社による鉱区取得ではなく、Nautilus社への出資であることを受け、Nautilus社CEO、David Hayden氏は「Nautilus社が構築した海洋資源開発のビジネスプランがいかに優れているかを証明する何よりの証拠である」などと述べた。

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