閉じる

ニュース・フラッシュ

2006年12月19日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・サンティアゴ高等裁判所、El Mauro選鉱廃さいダム建設工事の中止命令請求を拒否

 12月12日付け地元紙等の報道によると、サンティアゴ高等裁判所はEl Mauro選鉱廃さいダムの建設工事に中止命令を出すよう求めていた原告側の訴えを拒否する決定を下した。
 この決定により、LuksicグループのLos Pelambres鉱山会社は、El Mauro選鉱廃さいダムの建設工事を継続することが可能となり、同社が繰り返し説明していた鉱山操業を中断しなければならないような緊急事態が発生する危険性は当面遠のいたものと見られている。
 また、同法廷は水資源総局とLos Pelambres鉱山会社が提出していた、11月3日の高等裁判所による判決(水資源総局がLos Pelambres鉱山に与えた許可を無効とする判決)について、最高裁判所への上訴請求を認める決定を下した。これにより、El Mauro選鉱廃さいダムの問題はサンティアゴ高等裁判所の手を離れ、今後は最高裁判所が先に高等裁判所の下した判決を覆すか否かに関心の焦点が絞られた。最終判決が出るまでには最大12か月かかると見られている。

ページトップへ