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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2006年12月19日 シドニー 永井正博

豪州・連邦裁判所、BHP BillitonのMt. Newman鉄道を巡る裁判でFortescue社に有利な判決

 Fortescue Metals Group(本社パース、以下Fortescue社)が、BHP BillitonのMt. Newman鉄道アクセスを巡って、オーストラリア公正取引裁判所(Australian Competition Tribunal)に提訴している問題で、連邦裁判所のJohn Middleton裁判長は、12月18日、BHP Billitonの西オーストラリア州の Mt. Newman鉄道とGoldsworthy 鉄鉱石鉄道は、会社の生産ラインの一部ではないとの裁決を下した。
 これは結果的に、鉄道によって供されるサービスは、貿易実行法(Trade Practices Act)のPart IIIAに含まれる第三者によるアクセス条項を排除するものではないということになる。裁決は、自動的に第三者がBHP Billitonの鉄道を利用できるというものではないけれども、Peter Costello財務相のMt. Newman鉄道へのアクセスは認めないという決定を覆すものである。
 また、この裁決はRio TintoのPilbaraの鉄道への第三者アクセスにも波及する可能性がある。専門家は、この裁決は他のインフラストラクチャー、例えば、道路、港湾、電力網等の所有者も同様であるということを意味していると述べた。
 BHP Billitonは、連邦裁判所の裁決は、オーストラリアの鉄鉱石産業の成長を脅かすものであると信じている。専用鉄道インフラに対するオープンアクセスは、効率的な鉄鉱石生産を損なうものであり、将来の投資の遅れの原因になり、オーストラリアの生産者の信頼を損なうものであるとBHP BillitonのCarbon Steel MaterialsグループのChris Lynch会長は述べた。BHP Billitonは訴えに対するオプションを再検討する。

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