閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル
2007年1月9日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア政府・砂錫の輸出、2州に限定

 地方紙等によれば2006年12月30日、インドネシア政府は国内許可を利用し砂錫の密輸出がなされている実態を踏まえ、砂錫の輸出を2州(Bangka Belitung州、Riau諸島州)に限定する方針を明らかにした。国内貿易総局(Director General of Domestic Trade)Ardiansyah総局長は、関係する規則の草案の作成はほとんど終了し、政府がなすべき事は錫産業を保護することであり、ジャワ島や他の州に出荷されている砂錫を規制する必要があると述べた。同氏によればBangka Belitung州、Riau諸島州で生産される砂錫は国内取引を装い海外へ輸出されているとし、海外の錫製錬事業者のみが安い砂錫を調達でき、その恩恵を享受しているとした。また、インドネシアではBangka Belitung州でしか製錬所がないにもかかわらず他州に出荷される砂錫は、どこで製錬されているのかとの疑問を投げかけている。政府は既に砂錫輸出の禁止を行っているが、不法採掘業者の中には棒・管材に砂錫を充填し輸出を行う者もあり取り締まりを強化する必要があると述べている。

ページトップへ