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ニュース・フラッシュ

2007年1月16日 北京 土屋春明

中国政府、資源の保護と総合利用を推進

 安泰科によれば、曽 培炎中国副首相は現在30%にしか達していない資源の総合利用率を改善するため、中国政府は資源の保護と総合利用政策を強力に推進すると全人代の準備委員会で語った。同副首相は中国が直面している国内資源問題について、資源のリサイクル率の低下、設備・技術の立ち遅れ及びエネルギーの多消費を指摘し、資源の保護と総合利用を推進するため、以下の5点について強調した。
 第1に、低品位な鉄鉱石、ボーキサイト鉱石及び燐鉱石等を開発すること。2010年までに石炭や木炭のリサイクル率を10%アップさせる。
 第2に、内モンゴル自治区の白雲鄂博鉄鉱山、甘粛省の金川銅-ニッケル鉱山、四川省攀枝花のバナジウム・チタンを含むマグネタイト鉄鉱山及び湖南省柿竹園の多金属鉱山など多くの多金属鉱床に付随する資源の総合利用を図り、2010年までに総合利用率を60%超までアップする。
 第3に、石炭山のズリ、廃水及び廃ガスの再利用を図る。2010年までに石炭のズリの総合利用率は75%、廃ガスの回収率は40%、廃水の利用率は60%までアップする。
 第4に、エネルギー効率を改善し、石炭企業と電力企業及び化学会社とのJVを推進する。また、石油に代わる代替エネルギーを開発する。
 第5に、省エネルギー政策を実行し、循環型経済を立ち上げるためモデル企業と産業基地を創設する。

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