閉じる

ニュース・フラッシュ

2007年1月17日 バンクーバー 武富義和

Xstrata社とサドベリー鉱山労働者との新労働協約協議大詰めへ

 Xstrata社サドベリー鉱山労働者は、Xstrata社とCVRD社のジョイントベンチャーが共同操業協定の内容を明らかにしなければ職場放棄すると通告している。
 これに関連して、カナダ自動車労組(CAW)で代表される1,000名のサドベリー鉱山労働者は、Xstrata社との今後3か年の新労働協約締結について交渉している組合幹部に対し、ストの委任状を与えるか否かについて、現地時間の1月16日に票決を行う。
 具体的には、Xstrata社とCVRD社が所有するサドベリー鉱山での操業の効率化に関する内容であり、両社とも自社鉱山近くにある他社設備を使い鉱石処理することによる輸送費低減を期待している。これに関し、Xstrata社は、このジョイントベンチャーにより80百万$の効果があると試算、また、CVRDのCEOであるAgnelli氏は、先月200百万$の節減効果があると述べている。しかしながら、Xstrata社の広報担当Hamilton氏は、あらゆる問題について交渉チームにより検討がなされていると言うのみで詳細については明言していない。労組は、このジョイントベンチャーによる転勤等労働条件の変化、レイオフを恐れている模様。
 CAWは1月31日期限までに交渉妥結することについては悲観的とする一方、労組幹部は会社が仕事の効率化方法を探求することを期待している。
 もし、Xstrata社のサドベリー鉱山がストに突入すれば、ニッケル価格は過去最高の34,900$/t額を更新することになる可能性がある。

ページトップへ