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ニュース・フラッシュ

2007年1月18日 シドニー 永井正博

PNG・BHP Billitonを悩ますOk Tedi鉱山の環境問題に関する訴訟

 BHP Billitonは、5年前にOk Tedi銅金鉱山から撤退したが、今回、新たな訴訟に直面している。
 Ok Tedi鉱山の環境破壊に対してメルボルンのSlater & Gordon法律事務所が、10年前に5万人の地域住民を代表して、Ok Tedi鉱山の環境破壊に対して損害賠償請求を行い、地域住民1人当たり20A$/月の補償を受け入れて決着した。
 しかし、今回、新たにPNGのCamillus Narokobi弁護士がBHP Billitonと現在の鉱山操業者に対し約51億A$の損害賠償の提訴を行った。
 BHP Billitonは、1990年代後半に環境問題のため、Ok Tedi鉱山の閉山を計画したが、PNG政府より、GDPの10%を閉め影響が大き過ぎるとして反対され、2002年に、シェアの52%を無償譲渡して撤退した。
 現在、Ok Tedi Mining Ltd.の株主は、PNG Sustainable Development Program Ltd.(52%)、Inmet Mining Ltd.(18%)、PNG政府(30%)である。

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