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ニュース・フラッシュ

2007年1月23日 サンティアゴ 中山 健

チリ・2007年モリブデン生産量は2005年比1万t減の3.8万tに、COCHILCOが予測

 チリ銅委員会(COCHILCO)は、1月16日「モリブデンの世界市場とチリのモリブデン鉱業」と題する解析結果を発表した。それによると、2006年モリブデンのチリ国内生産は、Collahuasi鉱山のモリブデン生産が軌道に乗ったものの、CODELCOの生産が前年比25%減の27,323tに大幅に落ち込み、43,121tになる見込みである。CODELCOは、2005年には世界最大のモリブデン生産量を記録したが、2006年はHenderson、Bagdad、Sierrita鉱山を抱えるPhelps Dodgeが、31,300tを生産しCODELCOの生産を上回ることになる。
 2007年の国内生産は、2006年の生産量43,121tより更に11.8%減少し、38,044tになることを予測しており、輸出額も2006年の30億US$に比べ1/3減の20億US$になることを予測している。
 一方世界の2006年生産量は2005年より7,029t(3.9%)増加して、185,331tに、2007年は、更に増加して189,009tになると見込まれている。需要は、192,927tで供給より需要がやや上回るものの、価格は2006年の平均価格24.8US$/lbより19%下がって20US$/lbになると予測している。

チリのモリブデン生産量推移
 
単位:t
生産鉱山
2004年
2005年
2006年**
CODELCO
32,324
36,566
27,323
Los Pelambres
7,853
8,710
9,707
Los Bronces
1,706
2,123
2,477
Collahuasi
349
3,297
Minera Valle Central*
293
317
合計
41,883
48,041
43,121
*
**
El Teniente鉱山選鉱廃さいからモリブデン回収
見込み
出典:COCHILCO報告書
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