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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2007年1月30日 バンクーバー 室井エリサ

カナダ・サドベリー鉱山労働争議、英国沖でのニッケル積載コンテナ船座礁で、ニッケル価格の高騰懸念

 ニッケル生産の大手Xstrata社のサドベリー鉱山の労働組合員1,000人が雇用契約更新の話し合いをしており(話し合いの期限は2月1日)結果次第ではストに突入する可能性がある。
 また、1月18日、ロンドンから約265km南西にある東デヴォン海岸沖で、ニッケル約1,000tを積載したコンテナ船MSC Napoliが座礁。これは、現在のLMEの在庫量5,052tと比較すると20%の量に相当することから、この回収などの対応に不安が高まり、LMEのニッケル価格が3.83万US$/tまで上昇し、更なる高騰が懸念されている。
 中国やインドの著しい経済発展で、ニッケル需要が飛躍的に高まっている中、BHP Billitonが所有する豪州のRavensthorpeプロパティーやCVRD Inco社がニューカレドニアに所有するGoroプロジェクトなどは遅延していることもあり、供給が需要に追いつかない状態となっている。
 このような環境下、ニッケル価格は年初から既に15%上昇しており、2006年同期比157%の上昇となっている。

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