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ニュース・フラッシュ

2007年2月6日 ジャカルタ 池田 肇

フィリピン・中国企業、Nonoc Nickel鉱山開発の10億US$投資白紙撤回

 地方紙等によればPhilinico Industrial Corp.は2月4日、同社と中国のJinchuan Nonferrous Metal Corpとの間で2006年に締結したNonoc Nickel鉱山の再開発計画(10億US$)が白紙撤回されたことを明らかにした。争点は運営事業体の権益比率で中国側がマジョリティーを要求しているのに対し、Philinico社は自社が鉱業権を保有しているとして、それに見合う利益取り分を要求し交渉が決裂したもの。Philinico社Evaristo Narvaez社長は、同社は別の中国企業によるFS調査の打診を受けているものの事業化に関する新たな合意がなされる保障はないとして、株主利益を最大化するため、投資に関心を示す5社(日本、ロシア、カナダ、中国2社)と交渉を継続する用意があると述べている。一方、鉱山地球科学局(Mines and Geosciences Bureau)関係者は、加Chemical Vapor Metal Refinery Co.(CVMR)は、フィリピン投資に30億US$を準備しており、Nonoc鉱山の再開発に重大な関心を示している。CVMRは中国JilinにNickel製錬所を保有し、同製錬所に鉱石を安定供給するためPhilinico社との協力を模索しており、CVMRがPhilinico社にとって有力なパートナーに成り得るとの見解を明らかにしている。

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