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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル レアメタル ニッケル
2007年2月6日 北京 土屋春明

中国・金川集団公司、フィリピン・Nonocニッケル鉱山開発交渉決裂

 安泰科によれば、フィリピンのマスコミ報道として金川集団公司は、Philnico Industrial Corp.とNonocニッケル鉱山の開発について交渉していたが、交渉は決裂し、契約締結には至らなかった。
 Philnico Industrial Corp.のEvaristo Narvaez Jr.社長の話によると、金川集団公司が本プロジェクトのFSを再度実施することを主張したため、本プロジェクトの建設開始が6~12か月遅れることが懸念され、同社は金川集団公司との交渉を正式に中止し、同社は他の外国企業との交渉を開始することを決定した。金川集団公司以外に同社が検討している外国企業には中国企業2社、日本企業1社とロシア企業1社が含まれている。また、同社長は新しい外国企業と合意に達しても、Nonocニッケル鉱山の生産再開は早くても2009年になると語っている。
 関係者の話によると、Nonoc鉱山の生産を再開し、操業するためにPhilnico Industrial Corp.は、金川集団とJVを設立する計画であったが、両社はこのJVの権益及び利潤の配分について一致せず合意に達しなかった。金川集団公司は合意に達すれば、本プロジェクトに10億US$を投資する予定であった。
 フィリピン南部に位置するNonoc鉱山は、東南アジア地域にとって重要なニッケル鉱石の生産拠点で埋蔵量は1.4億tといわれている。フィリピン政府はこのプロジェクトを2010年までに優先的に開発する重要プロジェクトの一つとして位置づけている。Nonoc鉱山は1970年代半ばから1980年代初期までニッケル鉱石を生産していたが、1980年代半ばにニッケル価格の下落により閉山していた。

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