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ニュース・フラッシュ

2007年2月9日 リマ 西川信康

ペルー・エネルギー鉱山省、鉱害問題の解決に着手

 業界紙等によると、Toromocho銅開発プロジェクトを視察したバルディビアエネルギー鉱山大臣は、長年の懸案となっている鉱害問題に向き合い、ペルーで最も環境汚染が深刻であるとされるマンタロー川を浄化する決意を表明した。大臣は、マンタロー川の浄化対策など鉱業活動を原因とする全国の環境負荷を軽減するため、米州開発銀行(IDB)から2億$の貸し付けが受けられるよう経済財務省に申請したほか、各鉱山の閉山計画において環境影響評価が適切に実施されるよう注視していくことを明らかにした。
 またバルディビア大臣は、Toromocho銅開発プロジェクトがキングスミル川の浄化を行うため、2006年9月に浄化施設建設のための予備調査を開始したことに言及し、今後数か月以内に建設業者が入札によって決定され、建設が開始されることを明らかにした。また、先月エネルギー鉱山省から、Toromochoに対して最大許容汚染度は水質カテゴリー3(農耕に適した水)であると通達済みであるとしたほか、鉱区内の住民らは現在合意のもとで転居を行っていること、転居先では職業訓練による生活の向上や鉱山による雇用提供が約束されていることなどに言及した。

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