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ニュース・フラッシュ

2007年2月13日 バンクーバー 室井エリサ  2007. 2. 13 バンクーバー 武富義和

米国・Thompson Creekモリブデン鉱山生産、Blue Pearl Mining社(カナダ)が倍増

業界紙等によると、トロントベースのBule Peral Mining社は米国アイダホ州に位置するThompson Creekモリブデン鉱山の選鉱施設の稼働率を4月までに倍増する計画を発表した。同社は2006年10月にThompson Creek Metals社を575百万$で買収し、モリブデン生産者としては世界上位5位の一社となった。同社会長のIan McDonald氏は、前Thompson Creek Metals社運営時の稼働率50%を既に75%まで引き上げており、4月までにフル稼働させたい考え。しかし、2007年は低品位鉱体を採掘することから、生産量は2006年に比べ20%減の5,806t(12.8百万lb)になる見込み。Thompson Creek鉱床には約168千t(370.6百万lb)のモリブデンが埋蔵されている。なお、Thompson Creekで採掘された鉱石は1,000㎞離れたLangelothでばい焼されるが、輸送費はモリブデンlb当たり4~5¢程度であり、収益には影響しないとしている。 また、同社はカナダ・BC州のEndakoモリブデン鉱山の権益75%(残り25%は双日)を保有しており、2007年は5,126t(11.3百万lb)のモリブデン生産を計画。 さらに2008年からはEndako鉱山から約200km北に位置するDavidson鉱床でも生産開始する予定。Davidson鉱床はモリブデンの資源量が133千t(293.5百万lb)といわれており、生産が開始されていない鉱床の中では規模、品位とも高いといわれており、現在、操業許可とFS結果を待っているところである。

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