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ニュース・フラッシュ

2007年2月14日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア政府、シンガポール当局からの陸砂輸出禁止措置の見直し要求を拒絶

 地元紙等によれば2月12日、インドネシア外務省Desra Percaya報道官は2月6日から施行された陸砂輸出の禁止措置に対するシンガポール当局からの見直し要請を拒絶したことを明らかにした。同報道官は、Sebayik島、Nipah島など多くの島々で深刻な環境破壊が起っているとしてその正当性を主張している。また、海洋安全調整委員会Djoko Sumaryono長官は、陸砂輸出禁止措置はインドネシア-シンガポールの国境貿易問題について有効な具体的解決策を示すことのできなかったシンガポール政府にも責任の一端がある主張している。
 これに対し、シンガポールの国家開発省Mah Bow Tan大臣は、同国の国会答弁において、シンガポールは環境修復コストに見合う原材料価格で陸砂を購入している。陸砂の採掘事業者は、インドネシア政府が許可を発行した者で政府は環境対策を徹底させればよく、陸砂輸出禁止は問題解決の手段を逸脱していると述べている。また、外務省George Yeo大臣は群島国家境界における海砂の採取に影響する事態との認識を示している。

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