閉じる

ニュース・フラッシュ

2007年2月19日 北京 土屋春明

中国・五鉱集団公司、鉱業分野への事業展開着実に進展

 安泰科によれば、中国有色ネットの情報として2006年、中国五鉱集団公司の売上高は189億$で、史上最高記録となり3年連続売上高は150億$を超えた。2006年の五鉱集団公司の国内取引の売上高が貿易売上高を超えた。また、五鉱集団公司が経営権を握る鉱山・製錬加工企業の利益が公司全体の利益額の半分以上を占め、公司の鉱業分野への事業展開が着実に進展を遂げている。
 資源開発分野では五鉱集団公司は、Codelcoと15年間で合計85万tの銅地金の供給を受ける契約を締結した。また、安徽諾普鉱業有限公司を買収し、鉄鉱石資源1.05億tを新たに増加し、同時に、ブラジルのCVRD、南アフリカPMCなど国際的に重要な鉄鉱石供給企業と長期契約を締結した。現在、五鉱集団公司は、鉄鉱石資源6億t、タングステン資源38.5万tを保有し、酸化アルミの供給量は251万t/年である。
 現在、五鉱集団公司は、ジャマイカのボーキサイト鉱床の独占的探査権を獲得している。ボリビア鉱業省と鉱物資源の開発協議を締結し、銅、アンチモン、錫などの金属鉱物資源の探査を行っている。モーリタニア、ベトナム、オーストラリアの鉱物資源の探査を行っている。一方国内では、甘粛省の銀・鉛・亜鉛多金属鉱床の探査、広西チワン族自治区のタングステン・モリブデン多金属鉱床の探査も実施中である。
 2006年末現在では五鉱集団公司の傘下には鉱山・製錬加工企業が20社近くあり、年間生産額は約200億元である。

ページトップへ