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ニュース・フラッシュ

2007年2月20日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・大蔵省、CODELCOの利益の一部を資本化すると発表

 2月13日付け地元各紙によると、チリ・大蔵省は、2月12日、政府がCODELCOの2006年度の利益の内713百万$を2007年に資本化することを決定したと発表した。発表の内容は次のとおりである。
 「CODELCOが中国のMinmetalsとの取引で2006年度に納付した税金の内、2007年度に還付される313百万$を資本化する。また、2006年度利益の中から400百万$を利益留保基金とし、これを資本化する。但し、今回資本化する資金は全額2007年度の投資案件に充てる計画であり、利益の資本化を毎年継続する考えはない。今後については、CODELCOの業績次第であるが、場合によっては留保基金の一部を資本化することも有り得る。」
 これに対し、CODELCOのArellano 総裁は14日に記者会見を行い、本件に関し、「今までCODELCOは利益を全額国庫に収納し、投資に必要な資金は減価償却額と社債の発行、借入金で賄っていた。借入金が増えると、会社の格付けが下がる恐れがあり、融資条件が悪化して、資金コストが上がってしまう。今回の資本化で当面会社の格付けが下がる恐れがなくなった上、今後、留保基金を投資に回せるようになれば、社債の発行や借入金を減らすことが可能で会社の格付けが下がる心配もなくなる」と語った。

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