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ニュース・フラッシュ

2007年2月27日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・Pascua Lamaプロジェクトの投資額、約10億$増加

 2月23日付け地元各紙等によると、Barrick Gold社がチリ第Ⅲ州で推進しているPascua Lamaプロジェクトの投資額が10億$近く増加する見込みである。
 Barrick Gold社は、2004年時点で、Pascua Lamaプロジェクトの投資額は14-15億$に昇るものと計算していた。しかし、2月22日、同社は同プロジェクトの建設コストは約60%上昇し23-24億$に達する見込みであるとの修正発表を行なった。
 Barrick Gold社は、建設コストの上昇を発表するに当たって、同プロジェクトの開発デザインの修正及び現在鉱山業界全体を危機に落とし入れている建設資材の価格高騰が建設コスト上昇の主な要因であると説明。アルゼンチン側建設工事の人件費上昇(68%増)と、鉄鋼製品(70%増)、石油(100%増)、セメント(60%増)及び生産用設備機器(5%増)の価格上昇を挙げている。
 また、同社が地域住民に約束した基金の創設等、地元対策費用もコスト上昇の一因となっている。基金はチリ側で60百万$、アルゼンチン側では70百万$に昇っており、さらに、Barrick Gold社は地域住民用に配電線を敷設する計画である。

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