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鉱種:
レアメタル
2007年3月13日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア・エネルギー鉱物資源省は錫輸出割当制度導入に積極的、商業省は否定的

 地元紙等によれば、インドネシア・エネルギー鉱物資源省は3月8日、鉱業権(KP)を保有する錫採掘・製錬事業者などからロイヤルティを確実に徴収するため、錫の輸出に割当制度を導入する方針を明らかにしていたが、商業省はこのほど同割当制度の導入は必要ないとの認識を明らかにした。
 エネルギー鉱物資源省鉱物石炭企業局Marpaung局長は、年間32万tの世界の錫需要に対し、Bangka Belitung州Bangka島からの密輸が年12万tに上り、錫の価格が下落しているとして、輸出割当制を導入し生産制限を行うことで錫価格を統制できるとの認識をしめしていた。
 一方、商業省貿易局鉱工業品輸出局Kanag局長は、1月22日付け商業省令『2007年第4号(04/M-DAG/PER/1/2007)』の施行を受けて、錫輸出は政府が認定した業者に限られ、錫地金の輸出条件を純度99.85%以上としていることで、粗錫輸出を禁止でき、違法操業、密輸等の監視機能も強化されているとして同制度の導入までは必要ないとの認識を述べている。

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