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ニュース・フラッシュ

2007年3月13日 北京 土屋春明

CVRD、中国への投資強化

 安泰科によれば、3月6日にCVRDのCEOであるRoger Agnelli氏は北京のホテルの記者会見で、中国市場への期待感を示すと共に、中国で石炭、ニッケル及び港湾プロジェクトへの投資を強化すると語った。
 資源の多角経営を行っているCVRDは、カナダのインコ社を買収後、ニッケル産業でもリーダーとなった。Roger Agnelli氏は大連インコ社のニッケル工場を視察し、同氏は大連市や中国の他の都市における良好な投資環境に非常に関心を持った。CVRDは大連市で62百万US$を投じ別のニッケルプロジェクトを展開し、ステンレス工場へニッケルを供給する計画である。プロジェクトは2007年7月から操業を開始する。また、同社は遼寧省の瀋陽市にもニッケル工場を持っている。更に、江蘇省の昆山市に硫酸ニッケル工場を金川集団公司と共同で建設することで合意に達した。
 CVRDはカナダ、インドネシア、ニュー・カレドニアに数多くのニッケル鉱山を保有している。2006年の同社のニッケル製品の生産量は247,000tで生産能力は283,000tに増加した。また、Roger Agnelli氏は2010年までにニッケルの生産能力を500,000tまで拡張すると語っている。CVRDはニュー・カレドニアにおけるニッケル鉱山開発プロジェクトのスピードアップを図り、2008年第4四半期には生産を開始し、ニッケル鉱石は中国へ供給すると同氏は語った。

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