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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年3月22日 リマ 西川信康

ペルー・エクアドル側金採掘による河川汚染問題で、ペルー北部の地域住民が政府に対し告発

 業界紙等によると、エクアドル南部El Oro州にあるPortovelo-Zaruma金鉱山地帯を流れるAmarillo川はペルー国境をこえTumbes川となって太平洋に注いでいるが、このTumbes川はエクアドル側の金採掘による抗廃水が流れ込み重金属汚染を引き起こし、ペルー側の水質検査では、許容限度以上の砒素及び鉛が検出されており、ペルー側住民に多大な被害をもたらしているとされる。このため、ペルー側Tumbes川河岸に住む住民がペルー政府に対して必要な手段をとるよう要請した。エクアドル側のAmarillo川沿いには約600の金採掘場があり、毎日200tもの抗廃水が排出されているという。エクアドル鉱業当局は2006年、このうち109の鉱山を操業停止とし、残る鉱山についても抗廃水処理設備と環境影響評価提出を義務付けたが、殆ど実行されていなのが実情である。今後、本問題解決に向けたペルー、エクアドル両国政府の話し合いに注目される。

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