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ニュース・フラッシュ

2007年3月23日 ロンドン 高橋健一

コンゴ・6か月間の猶予期間により、ザンビアへの鉱石輸出停止措置の暫定的解除へ

 各社報道によれば、コンゴ民主共和国(以下「コンゴ」)Katanga州で執行されていた、ザンビアへの銅、コバルトの未処理鉱石の輸出停止措置が、コンゴ中央政府を含めた関係者間の協議を経て、22日、解除された。ただし、今回の解除は、6か月間の猶予期間が与えられたものであり、暫定的なものであるとしている。
 今回の鉱石輸出停止措置は、Katanga州知事の判断の下、コンゴの鉱業規則に基づき、国内の雇用、収入増大を狙いとして執られた措置であるが、中央政府への事前通知なしに実行されたこともあり、現場での混乱を招いていた。ザンビア政府も事態を重く見て、外交ルートを通じ、コンゴ中央政府との協議を続けていた。
 現在は、輸出が再開されているものの、6か月間の猶予期間中に、鉱山企業は鉱石処理をコンゴ国内にシフトする必要があるが、内戦などの混乱によりコンゴ国内の処理設備は荒廃化しており、処理するためにはリハビリが必要であるとされる。このような状況を受け、鉱山企業各社は、設備のリハビリを主導する鉱山公社のGecamineと、リハビリ計画も含めた国内での鉱石処理開始に関し検討を始めた模様である。

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