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ニュース・フラッシュ

2007年3月26日 バンクーバー 武富義和

米国・Asarco社、アスベスト等環境被害で公聴会

 米国AsarcoLLC社による60億$に及ぶアスベスト等被害関連公聴会が、テキサスCorpus Christiの倒産裁判所の下、21か所で6月末から11月の第1週にかけて開催される。
 AsarcoLLCの社長兼CEOであるJoseph Lapinsky氏は、同社が倒産から抜け出すためには、これら環境訴訟案件を解決又は、弁済しなければならないとしている。
 なお、被害総額60億$のうち、アスベスト被害は26億6千万$に上るといわれているが、同社の親会社であるAsarco Inc社と債権者は、同社の債務は180~490.3百万$だとして反論している。
 現在、Asarco LLC社は、グループメヒコの子会社として、米国南西部において、年間銅27万t、亜鉛14万t、銀900t程度を生産している。一方、同社及び子会社は、95,000に及ぶアスベスト他の訴訟に直面しており、環境浄化費用として、連邦政府、16の州、2つのアメリカインディアン部族に60億$に上る負債があり、これが、2005年の米連邦破産法第11条の適用申請の主な理由となっている。

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