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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2007年4月2日 ロンドン 高橋健一

マダガスカルAmbatovyニッケル・プロジェクト、大規模鉱業法プロジェクトに正式認定

 カナダDynatec Corporationは、3月28日、マダガスカル政府に申請中であった、Ambatovyニッケル・プロジェクトの大規模鉱業法(LGIM:Madagascar’s Loi sur les Grands Investissements Miniers)に適合するプロジェクト認定書を、政府から正式に受理した、と発表した。マダガスカル大規模鉱業法は、大規模鉱山開発に対する外国資本による投資を促進するため2002年に制定されたもので、同法に基づくプロジェクト認定を受けることによって、税制上の優遇措置、法律的安定性の確立などが可能となる。今回の認定で、Ambatovyプロジェクトが政府から与えられた主な優遇、特権内容は、次のとおりである。
・税制上、法律上の安定性の保障
・企業税:付加価値鉱産物に対し10%、その他鉱石生産などは25%の税率
・投資税:資本投資額の50%控除
・ロイヤルティ:付加価値鉱産物に対し1%
・借入金等に対する源泉徴収税の減免
・輸出入関税の減免など
 今回の認定によって、2007年半ばに予定されている鉱山建設着手に向けて、さらに一歩進んだ形となった。
 Ambatovyプロジェクトは、年間生産能力がニッケル約6万t、コバルト約5,600tの世界でも有数の未開発大規模ニッケル・プロジェクトとされ、また、その生産コストが低いことでも注目されている。プロジェクトの権益は、カナダDynatec Corporationが45%、日本の住友商事、及びKorea Resources社主導の韓国企業グループが各27.5%、カナダSNC Lavalin社が5%となる。

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