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ニュース・フラッシュ

2007年4月3日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・Antofagasta Minerals社、30億US$投資で生産倍増

 3月27日付け地元各紙によると、Antofagasta Minerals社は2年前に策定した投資計画の見直しを行い、2011年までに合計30億US$の投資を行なうと発表した。これにより年間銅生産量は現在の465,000tから800,000tへ大幅に増加する。
 今回最大の投資を行うのは、チリ第Ⅱ州Sierra Gorda地区に位置するEsperanzaプロジェクトで、これまでの発表によると本プロジェクトへの投資額は8億US$であったが、今回の見直しで13~14億US$投資することとなった。Antofagasta Minerals社のCEO、Marcelo Awad氏によると、この増額の理由は銅・金探鉱を拡大するための2.2kmの坑道掘削によるもので、これによって現在の年間銅生産量を12万tから18万tへ、金生産量を20万ozへ増量出来る見込みである。本プロジェクトのFSは4月下旬に終了予定で、2007年末までに環境許可が取得出来れば、2008年の初めには建設が開始され、2010年から操業開始となる。
 次に大規模なプロジェクトは、Los Pelambres鉱山の第2期増産計画で、投資額は7億US$。増産プロジェクトのFSは9月に終了する予定で、現在の採掘量145,000t/日が2008年には175,000t/日に達する見込みである。
 この他、現在プレFS中のパキスタンのプロジェクト(投資額6億US$)、チリ・Buey Muerto鉱床の探鉱のためのプロジェクト(投資額2億US$)などがある。Buey Muerto鉱床は、2009年に閉山するチリ・Michilla鉱山の替わりとなるプロジェクトで、現在のMichilla鉱山の年間銅生産量45,000tを維持できることになる。

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