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ニュース・フラッシュ

2007年4月3日 サンティアゴ 中山 健

CODELCOチリ北部の電力供給にガス化設備付きLNG輸送船活用

 3月28日付け地元各紙等によると、チリ北部鉱業地帯における近い将来の電力不足への対処として、CODELCOは石炭火力発電所の建設に関する調査を早急に行い、発電所の建設が出来るまでの間、ガス化装置付きLNG運搬船でLNGを輸送し発電所に天然ガスを供給するという手段を優先的に考えていることを明らかにした。
 アルゼンチンからの天然ガス供給が削減され、近い将来の電力不足が深刻な問題となっている。各鉱山会社はチリ北部の鉱業地帯をどのように電力供給するかについて検討している中、CODELCOのArellano総裁は、「LNG基地建設は長い時間と多額の投資が必要となるため、これは長い目で見た解決策。長期として考えるのであれば、石炭火力発電と比較する必要がある」とコメントした。CODELCOは石炭火力発電所建設の調査を積極的に進めているが、同発電所が稼働するのは早くとも2011年。電力不足が深刻化する2009年には間に合わないため、石炭火力発電所が出来るまでの間、ガス化装置付きの輸送船を用いてガスを天然ガス炊き発電所に供給するという方向で他の鉱山会社と共にかかるコストと期間を調査中である。また、CODELCOはチリ中央部電力連結系(SIC)に属する同社の4鉱山の操業に必要な480MWの電力確保のため、石炭火力発電所建設の入札を数か月後に行うことを予定している。

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