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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2007年4月3日 サンティアゴ 中山 健

ブラジル政府Serra Pelada金鉱床、ガリンペイロ組合に探査許可

 ブラジル鉱山動力省は去る3月1日Serra Peladaガリンペイロ組合(Coomigasp)に対し3年間の期限付きでパラ州Serra Peladaにおける金鉱床探査許可を与えた。これにより同組合は金鉱床の探査開発に向けての作業を開始することが出来るようになった。鉱床が確認されれば、鉱山動力省に対しその開発計画及び環境ライセンスを申請し、最終的な採掘権の認可を受けることになる。
 Serra Peladaはパラ州南部のCurionopolis市(Maraba市から軽飛行機で20分)に位置する。Serra Peladaのゴールドラッシュは1977年にこの鉱区の所有者であるリオドセが金の存在を認めたことで起った。1980年代に約10万人のガリンペイロ達が非人道的な条件下で金を採掘していた。1992年当時のコロール大統領がSerra Peladaにおける金の採掘を禁止し、リオドセに所有権を戻した。しかしガリンペイロ達は、この地域での金採掘に固執し、組合を結成し政府に対し採掘再開を求めていた。2002年上院はこの地域がガリンペイロ達に所属するという法案を可決した。ルーラ現政権下でこの地域の所有権問題を解決すべく省レベルの委員会が設けられた。その後もこの地域の地下資源開発権を巡ってこれまで幾つかのガリンペイロ組合とリオドセの間で争われてきた経緯がある。また2004年6月にガリンペイロ組合は、米国のPhoenix Gems社との間で同組合が採掘権を取得することを条件に2億$の資金提供受ける契約を締結している。一方政府は、2005年全ての組合を一つに統合することを条件にこの地域370haの採掘権供与をガリンペイロに約束しており、今回のガリンペイロ組合に対する探査許可に至ったもの。この背景には、リオドセが大幅に譲歩したことによると鉱山動力大臣は語っている。

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