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ニュース・フラッシュ

2007年4月11日 バンクーバー 武富義和

カナダ・金属価格を反映し、ジュニア企業の時価総額、前年の2.5倍に上昇

 PriceWaterhouseCoopers(PwC)社は、TSX-Vに上場しているジュニア企業の2006年の時価総額が2005年から253%上昇し12億$に上ったと発表した。
 また上位100社の探鉱投資額は276億$に上り、2005年の148億$を86%上回ったとも報じた。
 ジュニア企業の急成長の理由として、PwC社は、金への投資、並びにカナダ特有のフロースルー税制が貢献していると見ている。また、上位100社のうち、新規登場したジュニア企業が51%占めており、鉱業が如何にハイリスク産業であるかを示しているとも述べている。
 ジュニア企業の主な探鉱開発地域としては、カナダが全体の1/3、米国14%、メキシコ12%、南米17%となっている。
 上位5社には、Urasia Energy社、Aurelian Resources社、Northern Dynasty Minerals社、ECU Silver Mining社、Seabridge Gold社が挙げられているが、主要金属として金を扱っていないのはUrasia Energy社のみである。
 ※フロースルー税制とは、利益の上がっていないジュニア企業が発行する当該株式を個人又は法人が購入した際、本来ジュニア企業が探鉱等に使い控除可能な経費を株式購入者の所得から控除できるという税制。この税制により、ジュニア企業による株式市場での資金調達が容易になり、探鉱開発を活発化する効果があるとされている。

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