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ニュース・フラッシュ

2007年4月12日 リマ 西川信康

ペルー・Volcan社、不正会計処理の疑い

 業界紙等によると、利益再投資による所得税の免除を受けることを目的に、ペルー最大の亜鉛企業Volcan社が2005年から2007年の3年間にわたってメンテナンスや探査などのコストを投資額に不正に上乗せしていたことが明らかになった。
 この事実は鉱業発展推進局が2006年5月に作成した報告書によって明らかにしたもので、報告書は同社が計画していた1億7,000万$の投資が事実と一致しないことを指摘している。
 報告書によると、利益再投資として認められるのは新規の機材購入などであるにもかかわらずVolcan社はメンテナンス費用や部品などの購入も利益としていたことを明らかにしている。
 さらに、埋蔵量の増加を目的に行う探査費用も投資扱いにしているが、規則によればこれは投資とは認められず、報告書は投資額を元の1億7,000万$から4,900万$へと訂正している。現在、エネルギー鉱山省はVolcan社による財務書類の見直しを行っている。

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