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ニュース・フラッシュ

2007年4月17日 バンクーバー 武富義和  2007. 4. 16 ロンドン 高橋健一

Lundin Mining社(カナダ)、Tenke Fungurume鉱床(コンゴ)の権益を持つTenke Mining社を合併

欧州を中心に鉱山事業を展開するLundin Mining社(カナダ)と、コンゴ民主共和国Tenke Fungurume銅・コバルト鉱床開発の権益24.75%を持つTenke Mining社(カナダ)は、合併に合意したと発表した。今回の合併は、グローバルな鉱業資産を持つ、中堅クラスのベースメタル生産企業を目指すことを目的とし、存続会社名はLundin Mining社となる。合意された主な内容は、Tenke Mining社の全普通株式1株につきLundin Mining社1.73株の比率に基づき転換されることとなり、この比率はTenke Mining社の株主に配慮し、Lundin社の4月10日までの20日間の平均株価13.51$を基準として、同期間のTenke Mining社の平均株価に対して31.2%上乗せされたもので総額15億4千万$に上る。合併後のLundin Mining社の株主構成比率は、現在のLundin Mining社株主が73%、現Tenke Mining社株主が27%となる予定であり、株式の転換は6月までに完了する予定としている。また、現在Tenke Mining社が南米に所有する銅・金の探鉱事業は分離され、新たに設立する独立子会社に帰属させる予定であるとしている。 今回の合併で注目されるのは、現在Tenke Mining社が24.75%の権益を所有する、Tenke Fungurume銅・コバルト鉱床(コンゴ)であり、世界有数の大規模、未開発鉱床の一つとされる。現在までの探鉱は鉱区の半分以下であるとされながらも、第1期の開発計画が進められており、2009年初頭までに生産開始を予定とし、当初10年間の年間生産量は銅115,000t/年、コバルト8,000t/年、採掘期間40年を計画している。合併後の権益は、Lundin Mining社の24.75%、その他は、Freeport-McMoRan社57.75%(旧Phelps Dodge社所有)、コンゴ鉱山公社Gecamine17.5%となる。 Lundin Mining社は、先般カナダの中堅ニッケル会社を買収したところであり、亜鉛を中心にポルトガル、スウェーデン、アイルランドに4つの鉱山を経営している。

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