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ニュース・フラッシュ

2007年4月18日 ロンドン 及川 洋

カザフスタン:金属鉱物資源に対する輸出課税導入の動き

 各社報道によれば、18日、カザフスタンのヤーゴツィン財務省次官は、報道陣に対して、政府は鉱物資源に対して輸出課税を導入する可能性があると述べた。同次官によれば、政府は4月末までに、金属鉱物やその他の鉱産物に対する課税のレベルを決める予定とのこと。また、カザフスタンの鉱業企業の一部は25%を超えるリターンを得ているが、20~22%くらいが妥当ではないかとも述べている。
 これに対して、Kazakhmys社やENRC社を含むカザフスタンの主要鉱業会社は、同日、この動きに対する強い批判を発表している。その中で、鉱物資源に対する輸出課税は、カザフスタン製品に対する世界市場への障害となり、国際競争力を弱めるものであると主張している。こうした動きを受け、18日のロンドン市場でのKazkhmys社とENRC社の株価は、取引開始直後から前日比5%以上、下がっている。
 なお、金属鉱物に対する課税は、4月初に政府が発表した、石油に対する輸出課税導入(5月中旬以降を予定)に続くものである。

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